人を癒し、地球を守る薬草

ヘナ(ヘンナ、henna)はミソハギ科の植物で、その歴史は古代エジプト時代にさかのぼります。

 

クレオパトラやネフェルティティは、ヘナを美容目的として髪や爪を染めるために使っていたといわれています。ヘナは、5000年以上もの長い間、化粧品、薬として使用されてきましたが、現代では自然派の方の間で、安全な毛染めとしての認知度が高いようです。しかし現在でもユナニ医学※1では、服薬として使用されているほか、アーユルヴェーダにおいては、皮膚病、やけど、防腐剤、止血剤、解熱剤として幅広く使用されています。

 

ヘナの葉には、有効成分であるローソン(lawsone)が含まれています。ローソンの濃度が高まると、その抗菌作用が、頭皮や傷んだ髪を改善し、かゆみを抑えます。また肝臓の毒素を取り除いたり、睡眠を深くするはたらきもあり、その他の有効成分であるナフトクウイノンには、生理不順を治す効果があります。

 

このようにヘナは広く知られている白髪染め・毛染めの用途だけでなく、ケミカルなヘアカラー※2にはない、様々な恵みをもたらす自然薬草として使われている植物なのです。

 

 

 

※1.古代ギリシャ医学を起源とし、自然治癒と病気の予防を重視したイスラム文化圏の伝統医学。中国医学、アーユルヴェーダ(インド伝統医学)とともに、世界三大伝統医学の一つとされる。

※2. 通常のケミカルなヘアカラーは、ジアミンという強い毒性のある石油系化学薬品が成分になっている。

Kayo's Natural Hennaは、髪に塗布して毛染めする商品の為、経口での利用は一切できません。体外のみで使用可能です。